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福祉葬祭 かわら版

天台宗 満蔵寺 [法事関係]

福祉葬祭 神田(2012年2月14日 13:56)

天台宗は日本に伝わる仏教の中でも最も歴史のある宗派と言われています。
ご本山は比叡山・延暦寺その他に有名な寺院では京都・三千院や日光山・輪王寺などがあります。
 今回はさいたま市岩槻区の天台宗・瑠璃光山東光院・満蔵寺様にて毎年1月28日に行われる『初不動護摩供』に参加させて頂きました。 

CIMG1882.JPGのサムネール画像のサムネール画像始めに、ご住職からご挨拶がありました。
「本日はお寒い中、たくさんの皆さんにお集まり頂き有難うございます。日頃は葬儀や、法事中心になってしまう寺との繋がりの中で、この初不動は"願う""祈る"...
これからの私達にむけて...という考え方で、前向きな行事と考え、多くの皆様に支えられて十年を迎えられた事に感謝と、喜びを感じます。
 この一年は、大震災という未曾有の出来事がありました。天台宗の有志で被災地に少しでも役に立てる事があればと出向きました。現実を目前にすると、自身の微力さを実感し、今日この様にして皆さんと集まれる事。当たり前の様に過ごしている日々を、改めて有り難く思います。是非、皆さん今日は"真言"を大きな声でお唱えして、被災地の復興を含め、皆さんの願いを成就させたいと思います。」

 と、お話をくださいました。
 
 "護摩"とは供物を火に投げ入れて祈願するという意味(サンスクリット語homa)
の音写です。インド・バラモン教の火天(不動明王)を御本尊とし、供養により魔を除き福を求めるために行われた供犠を、仏教に取り入れたものです。 

 CIMG4388.JPGご本堂の護摩壇に護摩木を積み、五穀・五香などを投じ香油を注ぎ供養する事により、願主の煩悩を焼きつくして、願いを成就させるものです。
 護摩札には 「息災」災いを取り除く
       「増益」幸せを多く
       「降伏」悪を屈服させる
       「敬愛」増益から一族の平安を願う 
 
  などの意味があります。
 
 CIMG1887.JPG四名のご僧侶がお唱えになるお経、太鼓の音色がシンとした本堂に響き渡ります。護摩壇に火が付けられ、お香と香油の香りが漂います。参加される方が前もって各々の願いを書き入れた木札が密教の所作に従い丁寧に火にくべられていきます。火の勢いが一層増し火の粉が上がると、それを見守る私達にも緊張が伝わってまいりました。
 
   日本古来から地元の方々が支える『祈願行事』
   当たり前の事を 有り難く"感謝"する

 檀家の皆様とご一緒させていただき、このところの寒さで丸まりつつある背骨がシャキッとする思いが致しました。この「かわら版」をご覧の皆様も是非、菩提寺や地元の行事に参加されてはいかがでしょうか。

文責:福祉葬祭 田邉
 
 

天台宗 満蔵寺 縁起
 

 
天台宗(本山 比叡山延暦寺)の寺院で瑠璃光山東光院と号し、本尊に阿弥陀三尊(脇時に観音菩薩・勢至菩薩を配する)がまつられています。
寺伝によれば創建は、平安時代前期の嘉祥3年(850年)開基は慈覚大師円仁(師「伝教大師最澄」と共に日本における大師号をはじめて受けた名僧第3代天台座主)となっており、現在58代と記録されています。
幾度もの火災に遭遇しましたが、幸い本尊阿弥陀如来像・薬師如来像は檀家の方に救出され難を逃れ、調査によると約660年ほど前の物と鑑定されています。
又、文部省重要美術品に認定された板石塔や、天文16年(1547年)三具足・前机逆修の「天蓋地蔵画像」(さいたま市指定文化財)が安置されております。
年中行事としては1月28日「初不動護摩法要」に始まり3月「初牛」(馬頭観音法要)、春・秋彼岸の入り「彼岸念仏おとき」、4月「大般若転読会」、8月15日「施餓鬼会」等が催されております。
そして境内地の美化に力を入れ山門から本堂にかけて臨む春の桜や雪降る時期のろう梅は、お墓参りの方の心を和ませてくれることと思います。
 

 
本  尊:阿弥陀如来
年中行事:施餓鬼会(8月15日 15:00)
     春秋の彼岸 御伽
住  職:田中 亮直(りょうちょく) 58世