埼玉県・東京都のお葬式 基礎知識
お葬式の基礎知識
ご葬儀前にしっかり考えておきたいことや、
あまり知られていない基礎知識を詳しくご紹介いたします。
何をしたらいいかわからない初めて喪主になる方へ
誰のためのお葬式にするか、が大切です。
葬儀にはいくつか形式があり、規模や費用も様々なプランがあります。 例えばご家族様・親族だけで温かく行う「家族葬」や、お世話になったご友人や会社の方をお呼びする「一般葬」、1日で執り行う「1日葬」など、お客様のご要望によって選択することができます。
誰のために、どのようなお葬式をしてあげたいかということを一番に決めていただくことが大切です。
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■ お葬式の費用形態
お葬式には大きく4つの支払いがあります。
①祭壇や通夜・告別式の用意をするために葬儀社に支払う費用
②会葬に来られた方に振る舞うお料理代
③会葬に来られた方へお礼を伝えるお返し物
④お布施などの宗教者へ支払うお金 -
■ 喪主には故人様とご縁の深い方を
喪主の選び方については、故人様とご縁の深い方がお務めいただくことが一般的です。ご夫婦のどちらかがご逝去されたのであれば、残された配偶者や長男・長女が務めます。
ただ、特に決められているわけではありませんので、状況によって適任の方が務められることをおすすめいたします。
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■ お香典の収支
ご会葬いただいた方にお香典を頂戴するため、実際にかかる費用は提示された葬儀費用の総額より低くなることがほとんどです。 基本的に1世帯ごとに御香典を頂戴します。ご親戚であれば1〜10万円程度、ご友人などは約5000円、会社関係の方は約3000円ぐらいが一般的です。
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■ 菩提寺のご確認
もしものときが起こってしまったら、ご親戚様へ菩提寺の確認をします。宗派が分からない場合は、ご親戚様に聞く必要があります。
またお寺は故人様につける戒名によってお布施の金額が異なります。
形式毎に特徴が違います各お葬式のメリット・デメリット
お葬式の種類
もしものときになってしまったら、普段関わることのないお葬式なので 全体の流れを把握しておくことも大切です。基本的には葬儀社よりお迎え後、ご指定場所にご遺体を安置、スタッフが保全措置を行う間にお葬式の日時や手続きの説明、具体的なプランや料金などのご相談をさせていただきます。
その後は地域によってお葬式の流れが変わってきますが、埼玉県・東京都のお葬式ではお通夜、告別式を経て火葬場へ向かう流れになります。
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お葬式をお知らせする範囲とお葬式の種類
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一般葬のメリット・デメリット
家族、親族、知人や関係者に知らせて執り行う一般的なご葬儀です。
メリット◆ 多くの方に故人様をお見送りしていただくことができます。
◆ 葬儀に大半の方が参列していただけるので、葬儀後の弔問者に対応する負担が抑えられます。
デメリット◆ 各場面で気を配ることが多いので、心身ともに負担が大きくなります。
◆ 飲食や返礼品を準備するうえで、予想が難しくなります。
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家族葬のメリット・デメリット
家族・親族を中心に親しい方々で執り行うご葬儀です。
メリット◆ ご挨拶や接待などに時間が割かれることなく最期のお別れをゆっくりと過ごすことができます。
◆ 習慣やしきたりにとらわれず、ご家族の想いを優先したお見送りができます。
デメリット◆ 葬儀後に多くの弔問者が自宅に訪れる場合、対応の負担が増えます。
◆ 「なぜ知らせてくれなかった」と反感を招く可能性があります。
◆ 香典額が少ないため、自己負担額が多くなる可能性があります。
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火葬式(直葬)のメリット・デメリット
通夜・告別式などの儀式は行わず、火葬のみを執り行うご葬儀です。
※菩提寺(お付き合いのある寺院)がある場合、宗教儀式をしないことは、関係の損失や納骨を拒否されるなどのトラブルを招く恐れがあります。必ず事前に相談しましょう。
メリット◆ 必要なものが少ないため、費用を抑えることができます。
◆ ごく親しい方々でお別れができます。
デメリット◆ 儀式を行わないため、充分なお別れが出来ない可能性があります。
◆ 「なぜ知らせてくれなかった」、「なぜ式を執り行わなかった」と縁者の方から反感を招く可能性があります。
地域によってお葬式の流れが変わるって本当?埼玉県・東京都のお葬式の流れ
お葬式の流れ
もしものときになってしまったら、普段関わることのないお葬式なので 全体の流れを把握しておくことも大切です。基本的には葬儀社よりお迎え後、ご指定場所にご遺体を安置、スタッフが保全措置を行う間にお葬式の日時や手続きの説明、具体的なプランや料金などのご相談をさせていただきます。
その後はプランによって流れが変わってきますが、お通夜、告別式を経て火葬場へ向かう流れになります。
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① 葬儀社へご連絡・ご指定の
場所へお迎えもしものときが来てしまったら、葬儀社がご指定の場所までお迎えに上がります。 その後、ご安置場所までお送りさせていただきます。
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② ご安置先への移動、
葬儀日程等の打ち合わせスタッフが速やかにご遺体の保全措置を行い、枕飾りを整えます。
またお葬式の日程や役所の手続き関係などのご説明をさせていただきます。 -
③ お葬式の内容
についての打ち合わせ打ち合わせは最初のカウンセリングの場でもあります。ご遺族様の想いを充分に 理解しながら、お葬式の打ち合わせを進めてまいります。
その際にご葬儀の費用などを詳細に決めさせていただきます。
また生前にお葬式のお見積りを作成されておりますと、打ち合わせが非常にスムーズに進み 短い時間で終わります。 -
④ 納棺後、お通夜の執り行い
お通夜の日になれば、2時間ほど前にご遺族、親しいご親族にお集まりいただき納棺を行います。
お通夜が始まる前には喪主様へお通夜時の振る舞いをご説明させていただきます。
これだけやっておけば大丈夫ご葬儀前の心構え
もしものときは、急に訪れます。
最近は生前にお葬式のことを考えることが普通になってきました。
もしものときにどうすれば良いか分からなく、不安でいっぱいになる前に
あらかじめ準備をしておくことは大切です。
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葬儀形式を考える
お通夜・告別式を行うかどうかで形式が変わります。どちらも行わない場合は「直葬」になり、ご安置所からそのまま火葬場へ移動します。 そのためご家族様だけでお送りするのが基本です。告別式は行うが、お通夜を行わないのが「1日葬」になります。 1日葬は費用の負担や日程の段取りがつけやすいお葬式です。遠方にご親戚がいらっしゃる方がよくご利用いただいています。 また「家族葬」と「一般葬」は、どこまでの方をお呼びするかで決められます。 生前、会社のお知り合いなどが多い方は「一般葬」、ご親族とご友人だけで式を執り行いたい方は「家族葬」になります。
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お葬式の形式で人数が変わります
お葬式の形式が決まれば、お呼びする大まかな人数を予想することができます。 お知らせする必要のある方を詳細に、思いつく範囲でリストアップします。 リストアップしたら、さらにそれぞれの方がどれくらいお声がけされそうかを大体で予想します。 こうしておおよその人数を決定します。
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ご希望の式場を選びます
会葬者数や立地によって選ぶ式場が変わります。 式場は交通の便が良いところをお選びになられたり、家族葬であればご会葬の方に負担をかけないよう ご自宅の近くあるいは火葬場の近くの式場にするなどの選び方があります。 また想定する会葬者数によって、最適な式場の大きさを優先的に選ぶこともできます。 自宅でお葬式をされる方は減ってきていますが、お家に帰したいという思いからご自宅でお葬式をされる方もいらっしゃいます。 日程を優先される方もいらっしゃいますので、事前にご家族様でご相談されておかれることを おすすめいたします。
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宗教や宗派のご確認
宗教や宗派によって、お葬式の形式が異なる場合がございます。事前に確認しておかれると、いざというときすぐに伝えられるため良いでしょう。
またそのときに菩提寺の名前や所在地まで確認しておくと良いです。例えば、浄土真宗のように西本願寺派や東本願寺派なども確認できればスムーズです。
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ご安置場所を決めておきましょう
もしものことがおきてからお葬式まで、ご安置する場所を決めておくことが大切です。 ご自宅であれば4畳程度のスペースとお布団など事前の準備が必要となります。 式場へのご安置であればご用意頂くことはございません。こちらも前もって決めておくと安心です。